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室町・戦国時代の歴史・古文書講座

歴史学研究者、古文書講師の秦野裕介がお届けする室町・戦国時代の知識です。

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*このページは告知用に一番上に置いています。2ページ目からご覧ください。 毎週木曜日にオンライン歴史講座の講師をしております。 asanojinnya.net nihonshi.asanojinnya.com 当ブログは浅野陣屋札座保存ネットワーク様の旗本浅野家若狭野陣屋に残る札座…

正親町天皇の生涯ー天正二年正月一日〜十二月晦日

天正二年正月一日、四方拝公卿補任五日、叙位を停止続史愚抄七日、白馬節会を停止続史愚抄八日、太元帥法を延引続史愚抄十六日、踏歌節会を停止続史愚抄十九日、和歌会始続史愚抄、言継卿記二十一日、神宮奏事始資定一品記この日、七日間の天変祈祷を伊勢両…

足利義澄御内書案(『朽木家古文書』479 国立公文書館)

古文書入門です。 足利義澄御内書案です。11代将軍足利義澄の御内書です。 www.digital.archives.go.jp 足利義澄御内書案 朽木家古文書 国立公文書館 まずは翻刻。 伊勢肥前守盛種知行分当國 松山保事、為直務處、号代官 被官人長尾参河入道強入部 由驚思…

正親町天皇の生涯ー元亀四年正月一日〜天正元年十二月晦日

元亀四年正月一日、四方拝御湯殿上日記、公卿補任四日、千秋万歳、五日同じ御湯殿上日記(正月四日・五日)八日、不予御湯殿上日記(正月八日・九日・十三日・十五日・二十四日・二月二日)この日、太元帥法御湯殿上日記(正月十四日)十一日、理性院、参内…

朽木稙広田地売券案(『朽木家古文書』446 国立公文書館)

朽木稙広と『史料纂集 朽木文書』および国立公文書館ではなっていますが、大永年間に稙綱と改名しています。 まずは現物。黒い線の内側です。 朽木稙広田地売券案 朽木家古文書 国立公文書館 ここからのダウンロードをお勧めします。 www.digital.archives.g…

正親町天皇の生涯ー元亀三年正月一日〜十二月晦日

元亀三年正月一日、四方拝御湯殿上日記、公卿補任、資定一品記三日、庚申待御湯殿上日記四日、千秋万歳、五日同じ御湯殿上日記(正月四日・五日)八日、太元帥法御湯殿上日記(正月八日・十四日)、資定一品記十日、織田信長、勅問に答える御湯殿上日記十二…

室町幕府引付頭人奉書(『朽木家古文書』426 国立公文書館)

古文書入門です。 室町幕府引付頭人奉書です。 現物です。 www.digital.archives.go.jp 室町幕府引付頭人奉書 朽木家古文書 国立公文書館 翻刻。 佐分越前々司棟貞代忠泰申 美濃国蜂屋庄内太田郷并鷹栖 村・大針郷以下所々押妨事、重訴状如此 數ケ度觸遣之處…

正親町天皇の生涯ー元亀二年正月一日〜十二月晦日

元亀二年正月一日、四方拝御湯殿上日記言継卿記二日、別殿行幸御湯殿上日記四日、千秋万歳、五日、同じ御湯殿上日記(正月四日・五日)八日、太元帥法、聴聞御湯殿上日記十六日、恒例念仏御湯殿上日記十九日、三毬打御湯殿上日記(正月十八日・十九日)、言…

関東下知状(『朽木家古文書』422 国立公文書館)

古文書入門です。 関東下知状です。文末が「下知件の如し」という書止文言があるためにこの名があります。判決(裁許)を伝えるための文書なので『史料纂集 朽木文書』では「関東裁許状」と名前が付けられていました。 とりあえずは写真です。 www.digital.a…

正親町天皇の生涯ー永禄十三年(元亀元年)正月一日〜十二月晦日

永禄十三年正月一日、四方拝御湯殿上日記、言継卿記四日、千秋万歳御湯殿上日記、言継卿記五日、釿(ちょうな)始御湯殿上日記八日、太元帥法御湯殿上日記(正月八日・十二日・十四日)十日、吉田社、祇園社並びに清荒神に宮女の代官詣あり、のち数このこと…

秀持書状(『朽木家古文書』231 国立公文書館)

古文書入門です。 とりあえず現物。 秀持書状 朽木家古文書 国立公文書館 翻刻。 則御書 返還申候 尚々御質物之儀者 失候而無御座候、其分 可被成御心得奉憑候 御貴殿様御書之通、委 細拝見申候、仍御質物之 御腰者并借書之儀蒙仰候 自㝡前如申候、当春籍 乱…

正親町天皇の生涯ー永禄十二年正月一日〜十二月晦日

永禄十二年正月一日、四方拝を行う、小朝拝、元日節会は停止御湯殿上日記、言継卿記、続史愚抄四日、千秋万歳御湯殿上日記(正月四日・五日)この日不予御湯殿上日記(正月四日・五日・八日)七日、白馬節会を停止続史愚抄八日、太元帥法御湯殿上日記(正月…

近江守護家年寄連署奉書案(『朽木家古文書』179 国立公文書館)

古文書入門です。 朽木家古文書から「近江守護家年寄連署奉書案」を見てみます。 まずは現物から。 近江守護家年寄連署奉書案 朽木家古文書 国立公文書館 長いですが、とりあえずダウンロードしてご覧になることをお勧めします。 www.digital.archives.go.jp…

正親町天皇の生涯ー永禄十一年正月一日〜十二月晦日

永禄十一年正月一日、四方拝を行う、小朝拝、元日節会を停止御湯殿上日記、言継卿記、続史愚抄四日、千秋万歳、五日同じ御湯殿上日記(一月四日・五日)、言継卿記(一月四日・五日)七日、白馬節会を停止続史愚抄八日、太元帥法、十日聴聞あり御湯殿上日記…

佐々木頼綱譲状案(『朽木家古文書』147 国立公文書館)

古文書入門です。 『朽木家古文書』一四七号文書です。これはまた国立公文書館の写真と『史料纂集 朽木文書』の番号が一致しています。 佐々木頼綱譲状案 朽木家古文書 国立公文書館 では翻刻です。 次男五郎源義綱ニ譲渡所領事 一、近江國朽木庄〈承久勲功…

正親町天皇の生涯ー永禄十年正月一日〜十二月晦日

永禄十年正月一日、四方拝を行う、小朝拝・元日節会は停止御湯殿上日記、言継卿記、続史愚抄五日、千秋万歳御湯殿上日記、言継卿記七日、白馬節会続史愚抄八日、太元帥法御湯殿上日記、言継卿記十六日、踏歌節会続史愚抄十八日、三毬打言継卿記十九日、和歌…

後花園天皇から成仁親王への手紙

後花園天皇の皇子はどんな人?父帝との関係は?調べてみました。 後花園天皇には皇子が一人しかいませんでした。嘉楽門院大炊御門信子所生の成仁(ふさひと)親王です。母親の大炊御門信子は実際には大炊御門家の姫ではなく、地下の楽人の娘です。医師の和気…

三浦の乱ー三浦の形成と乱の発生

引き続き三浦の乱について見ていきます。 三浦が形成されたのは15世紀初頭に倭寇対策として興利倭(倭寇が商人に転身した者)の入港先を釜山浦と薺浦に限定し、使送倭(使節として来朝する者)も同様とします。1426年には塩浦が追加され、三浦が形成さ…

三浦の乱への道ー日朝関係の変遷

9月26日のオンライン講座のお知らせです。 テーマは「三浦の乱」です。読み方は?関係者は?背景は?調べてみました。 三浦の乱は「サンポの乱」と読みます。「みうらの乱」ではありません。 「三浦」とは「釜山浦」(プサン)、薺浦(チャンウォン)、塩…

平顕盛譲状(『朽木家古文書』134 国立公文書館)

古文書入門です。 国立公文書館蔵『朽木家古文書』134号文書(史料纂集『朽木文書』では133)です。 www.digital.archives.go.jp 平顕盛譲状 朽木家古文書 国立公文書館 変体仮名が大量に使われています。一行ずつ解説を加えながら翻刻します。 ゆつり…

正親町天皇の生涯ー永禄九年正月一日〜十二月晦日

永禄九年正月一日、四方拝を行う、小朝拝、元日節会は停止言継卿記、公卿補任、続史愚抄五日、千秋万歳言継卿記この日、叙位を停止続史愚抄六日、別殿行幸御湯殿上日記、言継卿記七日、白馬節会続史愚抄八日、太元帥法御湯殿上日記(八日・十四日)十三日、…

平宗度置文(『朽木家古文書』122 国立公文書館)

古文書入門です。 しばらく平頼盛の子孫の池氏から朽木氏に伝領された所領群の関係文書です。 まずは写真。ダウンロードしてご覧になることをお勧めします。 www.digital.archives.go.jp 平宗度置文 朽木家古文書 国立公文書館 翻刻です。 申含条々子細事 右…

宝山乾珍と季瓊真蘂

嘉吉の乱では赤松満祐が足利直冬の孫の足利義尊を擁立したのは知られている話ですが、赤松家中も一枚岩ではなかったようです。 足利直冬 (人物叢書) ただ嘉吉の乱直後に足利家を細川持之がいち早く身柄を確保してしまったため、これくらいしか担ぐことはでき…

正親町天皇の生涯ー永禄八年正月一日〜十二月晦日

永禄八年正月一日、四方拝行う、小朝拝、元日節会を停止御湯殿上日記、言継卿記、続史愚抄四日、千秋万歳あり、五日同じ御湯殿上日記(四日・五日)、言継卿記(四日・五日)五日、叙位を停止続史愚抄七日、白馬節会停止続史愚抄八日、太元帥法御湯殿上日記…

後南朝の歴史

皇居を放火して玉体を狙い奉り、あまつさえ三種の神器を奪って逃走した禁闕の変の犯人の日野有光。彼の経歴は?家族は?背後関係は?調べてみました。 日野有光という人は日野家の当主です。 日野家と言いますと我々は足利将軍家の外戚となった日野富子とそ…

将軍藤原頼嗣家政所下文(『朽木家古文書』119 国立公文書館)

古文書入門です。 今回も前回と同じく国立公文書館の写真版の番号と『史料纂集』とは一つずれています。 www.digital.archives.go.jp とりあえず原文です。 将軍家政所下文 国立公文書館 翻刻です。 将軍家政所下 丹後国倉橋庄内与保呂村住人 補任地頭職事 …

赤松氏からみた嘉吉の乱

赤松氏4代の動きを見ていて大きなターニングポイントは赤松則祐ということになります。則祐が兄の貞範を差し置いて赤松宗家を継承したことが後世に禍根を残すことになったのです。 貞範の子孫は春日部家と言われるようになります。春日部から出た赤松持貞は…

嘉吉の乱リバイバル

オンライン日本史講座最初期のリバイバルです。 最初期の分のオンライン日本史講座は一部ユーチューブにアップされていない、ということで、リバイバルをしますが、中でも第三回の嘉吉の乱については赤松満祐を悪者にしたことについて兵庫県関係者には不評だ…

北条義時下文(『朽木家古文書』116 国立公文書館)

九月に入りましたのでそろそろ平常運転に戻そうと思います。 古文書入門カテゴリー「朽木家古文書」です。 北条義時下文 朽木家古文書116 国立公文書館 これは『史料纂集 朽木文書』では115になっています。 早速釈文から。 播磨国在田道山庄預所職 事…

日本の武士はなんであんなに「間抜け」なのか

こんな話を聞いたことはありませんか。 元寇の時、日本の武士はモンゴル軍の前に進み出て「やあやあ、遠からん者は音に聞け、近くば寄って目にも見よ、我こそは」 モンゴル軍、ドッと笑う。と、いきなり一斉に取り囲んで殺してしまう。 日本の武士って間抜け…