2018-04-22から1日間の記事一覧
実は先の史料は通信使卞孝文の国王世宗への報告です。卞にとって都合の悪いところはバッサリ切られています。36年後、随行員の一人であった李仁畦が世宗の孫の成宗の諮問に答えているシーンがあります。李の報告をもとに卞と畠山持国のやり取りを復元しま…
足利義教のお悔やみと足利義勝のお祝いに来た卞孝文とそれを迎えた管領畠山持国のやりとりをいかに再現します。『朝鮮世宗実録』二十五年十月甲午(1443年10月4日)条です。これは卞が帰国後に国王の世宗に報告している内容です。したがってあくまで…