拙著『乱世の天皇』の装丁が出来上がりました
拙著『乱世の天皇』(東京堂出版)の装丁が出来上がってきました。
東京堂出版様のサイトから見ることができます。
ご担当くださったのがここの常松靖史様です。
実は私は出版の本をいくつか購読していまして、それによると装丁については二つの見解がありました。
一つは「プロである出版社に任せれば悪いようにはしないから任せておけ」というものであり、もう一つは「装丁は重要だから自分の希望を駄目元で出しておいた方がいい。そのために余分に金を払ってもいい」というものでした。
で、以前から『戦国古文書入門』(東京堂出版)でもお世話になっており、渡邊大門氏の著作の装丁も手掛けていらっしゃった常松靖史氏のお世話になりたい、と思っていたのですが、新人著者である私はそういう希望を出すのも憚られておまかせしていたのですが、はからずも常松靖史氏のお世話になることになって、大変うれしく思っています。
見本が来た時、一目見て感動しました。「乱世の天皇」後花園天皇の最後の心象風景を見事に描き出した(実際には後白河法皇の時代に書かれた『地獄草紙』ですが)かのようなデザインです。
本屋でお見かけになった時はよろしくお願いいたします。