オンライン日本史講座四月第四回「戦国時代と天皇」1
4月25日(木)午後8時30分からのオンライン日本史講座のお知らせです。仕事の後に、あるいは日曜日に、わざわざ現地に出向かなくても家にいながら講座を受講できるという長所があるZoomを使った講座です。
ちなみにZoomはテレビ会議システムで、カメラとマイク付きのパソコンにZoomアプリをインストールし、メールアドレスを入力すればあっさり参加できます。カメラとマイクなんてパソコンについていないよ、という方もいらっしゃるかもしれませんが、スマホで十二分です。アンドロイドでもiPhoneでもいけます。しかも途中参加、途中退室OKですし、酒を飲みながら、お食事をしながらの参加でもいけます。
動画はあとで公開されますので当日参加できない、という方はそちらをご覧くだされば、と思います。質問があれば当ブログのコメント欄(承認されるまでは公開されませんので、公開されたくない場合はその旨お書き添えください。現時点ではコメント公開はゼロですが、それは単に来ていないだけです。)に書いてくださればできる範囲でお答えいたします。
さて、平成最後のオンライン日本史講座になってきました。テーマは「戦国時代と天皇」です。本当は平成で終わって、令和からは新しいネタを考えていたのですが、どう考えても5月前半までは「連絡講座:中世・近世の皇位継承」は続きそうです。
戦国時代の天皇といえばほとんど知られていない、というのが現状です。第一にあげるべき参考文献といえば以下になるでしょう。
まずこれは基礎文献となります。現時点での研究の到達点をわかりやすくまとめた書物です。
他に今谷明氏の一連の研究も外せません。
【中古】 戦国大名と天皇 室町幕府の解体と王権の逆襲 講談社学術文庫/今谷明(著者) 【中古】afb
【中古】信長と天皇 中世的権威に挑む覇王 /講談社/今谷明 (新書)
という辺りから気になるものを選べばいいかと思います。
他には『天皇の歴史』シリーズです。
具体的な天皇の名前を言いますと、後花園天皇・後土御門天皇・後柏原天皇・後奈良天皇となります。正親町天皇までいけるかどうかの自信はありませんので、正親町天皇はまたの機会になる可能性が高いです。信長と天皇の関係については近年急速に研究が進展して、従来の評価は覆されつつあります。従ってそこに触れることができるのは令和元年の五月になるでしょう。
ちなみに令和という年号ですが、なんかなれなくて違和感があります。もっともこういう違和感、平成の時もものすごく感じたのですが、半年ほどで馴染んでしまったキオクがありますので、今回も年内には馴染むでしょう。
今日はこれくらいで失礼いたします。