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室町・戦国時代の歴史・古文書講座

歴史学研究者、古文書講師の秦野裕介がお届けする室町・戦国時代の知識です。

2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

オンライン歴史講座第4回

第4回「応仁の乱」が無事終了しました。 www.youtube.com 前回までに私が出した論点はつぎの三つでした。 1 日野富子が山名宗全と組んでいた、というのは本当か? 2 義政「今回のこの喧嘩、政長と義就のサシでやらせろ、てめえら手ぇ出すんじゃねぇぞ」 勝…

オンライン歴史講座応仁の乱3

題名が定まらなくて申し訳ねえっす。 ticket.asanojinnya.com これの予告です。 応仁の乱を取り上げているわけですが、今回は「戦国時代っていつ始まったんだ?」という問題を取り上げたいと思います。 まあ私は塾で小学生を教えたりしている関係上、応仁の…

オンライン歴史講座の予告:応仁の乱編2

今回は文正の政変です。 ticket.asanojinnya.com これは日野富子さんが京都を焼き尽くした悪女か、という問題とも絡んできます。 日野富子といえば、しばしば京都を灰燼に帰した毒婦というような見方がされます。ちなみに私がある塾にバイトに行った時に、バ…

後花園天皇宸翰消息と足利義教自筆御内書

熱田神宮所蔵の後花園天皇宸翰消息と足利義教自筆御内書を見に行ってきました! その感想について述べてみます! 現物の写真は下記のサイトで見ることができます。 www.atsutajingu.or.jp まずは後花園天皇宸翰消息から見ていきます。画像はリンク先をご覧く…

これからの予定

今後の予定 2020年度第4期 府市民教室受講生募集 主催 ラボール学園 共催 京都市 ☆戦国古文書、大友氏の文書(全5回) 月一回(3月〜7月)、第二金曜日(祝日は休講) 3月12日・4月9日・5月14日・6月11日・7月9日 時間10時〜12時 …

オンライン歴史講座応仁の乱

ticket.asanojinnya.com第4回目は応仁の乱です。 応仁の乱の原因は何か、といえば色々出てきます。 どれが決定的か、ということは言えないのですが、現在では日野富子が悪い、という見解だけは消えつつあります。ただ富子の立場についてはまだはっきりしてお…

『戦国古文書入門』(東京堂出版、2019年)出版のお知らせ

東京堂出版の「これから出る本」に以下のお知らせが出ています。 www.tokyodoshuppan.com この書籍には私も些少ながら関わらせていただいております。 出来ればご近所の行きつけの書店で購入くださると地域の書店の振興にもつながりますし、他にも色々余慶が…

オンライン歴史講座第三回

無事終了いたしました。 動画も今回からアップされています。 長時間の再生と音声と私の見苦しい顔と声にご注意ください。 以下閲覧注意。 www.facebook.com 今回は嘉吉の乱を取り上げましたが、むしろ嘉吉の乱に至る足利義教の動きを中心に、後花園天皇の綸…

伏見宮家に伝わった鮭昆布公事について−『青森県史資料編中世4』の誤ち

追記:引用文中「直明王」が「直明ラオウ」になっていましたので訂正しました。「直明ラオウ」ってんなんだよ。直明王は義教に所領没収された時に「我が人生に一片の悔いなし」と叫んだことからそう呼ばれている(嘘松) 『青森県史』は個人的には非常に素晴…

後花園天皇の生涯−享徳三年正月一日〜十二月晦日

享徳三年正月一日、四方拝、御薬供、小朝拝、元日節会、出御康富記、師郷記二日、御薬供、殿上淵酔康富記、師郷記三日、御薬供師郷記五日、叙位康富記、師郷記七日、白馬節会康富記、師郷記八日、太元帥法を行う、後七日御修法は延引康富記、続史愚抄十一日…

後花園天皇と同世代の人たち

今年(2019年)は後花園天皇の生誕600年です。ごく一部の後花園天皇ファン以外にはどうでも良い情報ですが、生誕600年です。 1419年生誕ということは、応永の外寇の年です。 彼らの同時代にどういう人がいるのか、ということを調べてみました…

後花園はなぜ後花園なのか3

後花園はなぜ後花園なのか。 前回までの話をざっくり言いますと、 後花園天皇の侍読であった高辻継長が「後文徳」「後花園」を提出。 多数派が「後文徳」を推す。「文道聖徳」ということが理由。「後花園」に関しては「花園」に由緒のないこと、花園天皇の子…

後花園はなぜ後花園なのか2

(2019年2月24日追記。『親長卿記』における「以先後之佳躅可為当代之規範歟、而後醍醐院難被准吉例哉」の訳を少し変えています。) (同日追記。ウィキペディアの「諡」の欄に当エントリで紹介した『親長卿記』が取り上げられています。) 諡 - Wiki…

後花園はなぜ後花園なのか

いきなり「ロミオとジュリエット」的(適当)なタイトルですが、「後花園天皇はなぜ後花園天皇なのか」ということを考えたいと思います。 これを理解するためには、前提として諡号(しごう)と追号(ついごう)と加後号(かごごう)の違いを理解しなければな…

『看聞日記』における足利義教ディスについて5

今回は最終回の「将軍犬死」です。嘉吉元年六月二十五日条です。 これ、長いので一部だけの引用にとどめます。 所詮赤松可被討御企露顕之間、遮而討申云々。自業自得果無力事歟。将軍如此犬死、古来不聞其例事也。 これ、私なりの訳をつけるとこうなります。…

『看聞日記』における足利義教ディスについて4

永享九年十一月六日条です。そこでは「悪将軍」という表現が見えます。では前後関係を見てみましょう。 六日、晴、聞。室町殿祗候女中、東御方〈玉川殿御女〉小弁不調事露顕。両人可流罪云々。小弁者被糺問白状申。相国寺僧又行道等密通云々。仍彼等忽被勿首…

第一回オンライン講座を終えて

第一回のオンライン歴史講座を終えました。 ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。 内容は観応の擾乱を取り上げましたが、高校の教科書レベルでは他の講座との差異化ができないので、網羅的に取り上げるのではなく、二つのトピックにまとめて…

オンライン歴史講座のお知らせ

オンライン歴史講座を以下の要領で開始します。 ticket.asanojinnya.comzoomを使ったネット会議の形態です。ネットに繋がっていれば参加できます。スマホでも十分です。私もタブレットで参加します。 1月中は試行期間で無料です。 zoomというアプリケーショ…