室町時代の歴史2 応仁の乱
室町時代を中学受験生に教える時に南北朝時代の次はいきなり応仁の乱です。あとは勘合貿易と倭寇です。応仁の乱については教え出すと常にややこしいのが応仁の乱の時の人間関係です。
具体的にいいますと、日野富子と足利義尚が足利義視と対立して最初は東軍:足利義視、西軍:日野富子・足利義尚だったのが、逆転して東軍:日野富子・足利義尚、西軍:足利義視となることです。
しかしこのややこしい話の元凶である日野富子暗躍説が学界で批判され始め、伊勢貞親による文正の政変の話を入れるととたんに分かりやすくなります。すでにゆうきまさみさんの『新九郎 奔る!』でも採用されていますが、応仁の乱でお困りの塾の先生方もこれを利用すればいいのではないでしょうか。ということで別ブログのリンクを貼っておきます。
ご笑覧ください。そして参考書の執筆の話などあればぜひお願いいたします。