拙著『乱世の天皇』発売開始!
拙著『乱世の天皇』(東京堂出版)が本日ネットショップで発売受付が開始されました。
目次です。
序章 天皇存続のキーパーソン後花園天皇
第一部 分裂する天皇家
第一章 天皇家の分立
第二章 南北朝内乱
第三章 後小松院政の展開
第二部 後花園天皇の登場
第四章 後花園天皇の践祚まで
第五章 後小松院政下の後花園天皇
第三部 後花園親政
第六章 後花園天皇と足利義教
第七章 戦う後花園天皇
第八章 後花園天皇の時代の海域アジア
第四部 後花園院政
第九章 後花園院政の開始
第十章 応仁の乱と後花園法皇
終章 後花園の子孫たち――天皇はなぜ生き残ったのか
天皇の存続が一番困難であった室町時代に天皇という地位を再生した後花園天皇の生涯を中心に天皇家と幕府の関係を見ていきました。
さらには第八章においては、海域アジア全体を見渡し、後花園天皇の時代を俯瞰する試みも行っております。
また後花園天皇の最晩年まで、さらにはその死後まで丁寧に見ていくことで、後花園天皇の背負った課題に迫っています。
とりあえず300ページ超のボリュームで後花園天皇を中心とした本はなかなかないと思います。室町時代の朝廷が好きな人、特に伏見宮貞成親王や後花園天皇が好きな人、足利義持や足利義教が好きな人には強くお勧めです!問題はそんな人が何人いるか、です。
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